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隠された真実 -谷風の怪-

十七駆の浜風、谷風、磯風、浦風の4人はとても仲が良い。
彼女達はいつも手を取り合い出撃する。
そんな彼女達を見ていて、ふと思った事がある。

「なぜ谷風だけ後ろを向いているのだろうか」

とても疑問に思った。
他の3人はちゃんと前を向き出撃している。
しかし谷風だけが後ろ向きで出撃しているのだ。

「とても気になる……」

私は執務室で仕事を忘れ思いふけってしまった。
本人に直接聞いてみるべきか。
いや、しかし出撃姿を覗き見ていたなどとは言えない。

私は悩み、考えた。
理由があるとすれば、性格だろうか。
谷風は確かにせっかちなところがある。
ゆえに皆を引っ張るために後ろ向きになっているのだろうか。

それ以外には思いつかなかった。
多分そうなのだろう。
私は一応結論付け、仕事を再開した。

……

夜の帳が下りる。
窓の外にはまん丸い月が顔を覗かせている。
薄暗い鎮守府の廊下を歩きながら、私は考えた。

何かしっくりこない……

頭の中で何かが引っかかっている。
谷風が他の皆と違うところ。
それを想像力をフル回転して考える。
そして一つの結論に辿り着く。

「はっ!も、もしかして……!」

谷風が違うところ。
いや、谷風だけが無いところ。
後ろを向き、隠しているところ。
それは。

「それは、胸部装こ……」

てぇぇいぃぃとぉぉくぅぅ

結論に至った時、恐ろしい呼び声が聞こえた。

きぃぃづぅぅいぃぃたぁぁなぁぁ

恐ろしい声は背後から徐々に近づいてくる。

「だ、だれだ……!」

私は振り返った。

ガコンッ!

その瞬間、頭に衝撃が走る。

「ぐはっ」

鈍器で殴られたかのような衝撃。
その場に崩れ落ち、意識が遠のく。

……

私は、ふと目覚めた。

「ここは、執務室か」

私は寝てしまっていたのだろうか。
記憶が少しぼやけている。

「てぇいとくぅ!起きたんかい?」

谷風が無邪気に問いかける。

「谷風?あれ、今日の秘書艦は谷風だったか?」

違ったような気もするが、執務室にいるということはそうなのだろう。

「何言ってるんだい?ぼけちまったのかい?」

相変わらず谷風は無邪気に問いかける。

「いや、寝ぼけているだけだ」
「何か、何かを忘れているような……」

まるで頭の中が霞がかったような気分だ。

「何言ってるんだいてぇいとくぅ!寝てた分、取り戻さないといけないんだから働く働くっ!」

しかし谷風に急かされ、私は気持ちを切り替えた。

「そ、そうだな。休んでしまった分を取り戻さなければな」
「よし、仕事を進めるぞ!谷風、補佐を頼むぞ!」

「わっかりましたぁてぇいとくぅ!この谷風に任せときなっ!」

こうして私は日常の中へと帰っていった。
疑問を暗闇に置き去りにしたままに。

- Fin -


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[ 2015/03/21 00:00 ] 艦これショートストーリー 短編 | TB(-) | CM(2)

こういったSS記事を書けるのは
素直に羨ましいですw
[ 2015/03/21 23:52 ] [ 編集 ]

>クマトト さん
SSと呼べるほどのものではないですがw
ネタを思いついた時は書き残すようにしてます。
[ 2015/03/22 13:53 ] [ 編集 ]

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